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活動記録>平成30年度行政視察 7月20日(金)
■平成30年度 行政視察

世田谷区の子ども・若者支援について

研修視察日 平成30年7月20日(金)
視 察 先 東京都世田谷区 世田谷若者総合支援センター
視察目的 世田谷区の子ども・若者支援について
参 加 者 棚橋 幸男、木村 辰已、中村 孝蔵、瀬川 裕海、奥村 次一
西田  剛、中嶋 昭雄、小野 元嗣、永井 信雄、山元 宏和
横江 政則、中島 美徳、遠藤  覚
 世田谷区総合支援センターでは、一般就労になじまない若者を対象に就労に向けた準備や仕事体験などの支援、また、様々な理由で社会との接点を持てず、ひきこもりなどの生きづらさを抱えた若者の支援などを支援する目的とした施設であり、施設を積極的に若者の支援に取り組んでおられます。
草津市におきましては、不登校児については教育委員会が関係機関と連携して対応しており、ひきこもりについては福祉に関する総合相談窓口にて対応を行っておられますが、子ども・若者支援という観点で一体的に取り組んでいく必要があると考えおられ、世田谷区のおおむね18歳〜39歳までを対象と若者支援の取り組みを調査研究させて頂きました。
● 世田谷区の子ども・若者支援の特徴について
ひきこもり等の様々な理由から社会との接点が持てず、社会的自立に向けた一歩を踏み出すことができないなどの生きづらさを抱えた若者に対して面談や活動ルームでのプログラム、セミナーを実施し、就労支援機関である「せたがや若者サポートステーション」と一体的に『世田谷若者総合支援センター』として若者の自立や就職を総合的にサポートします。
● 世田谷若者総合支援センターの機能と役割について
 「世田谷若者総合支援センター」は、一般就労になじまない若者を対象に、就労に向けた準備、仕事体験等の支援を目的とした「せたがや若者サポートステーション」、様々な理由から社会との接点を持てず、社会的自立に向けた一歩を踏み出すことができない、ひきこもりなどの生きづらさを抱えた若者の支援を目的とする「メルクマールせたがや」を合わせた施設です。
● 世田谷区若者総合支援センター内のメルクマールせたがやとは
◆「メルクマールせたがや3つのCHA
CHANCE
きっかけ作り 不登校や引きこもり等で行きづらさを抱えた若者やそのご家族を対象に、変化に向けた一歩を踏み出す・動き出すきっかけを作るための、支援を行います。
CHALLENGE
挑戦・動き出し 活動やプログラムを通じて、新たなものに挑戦していくことをサポートします。また、利用を重ねることで自信を持って自立に向かえるように応援していきます。
CHANNEL
つながり 他の支援機関と繋がり、連携します。人とのつながり、関係性が生まれることによりメルクマールせたがやを利用された方が再び社会とつながることができるようサポートします。

以上の三つのCHAに基づき、1人1人が自分のペースで一歩を踏み出し、“メルクマールに来て安心できる居場所ができた”と思えるよう取り組んでいきます。

メルクマールせたがやの利用の流れ 個別相談を受けることから始まります。 個別相談 臨床心理士や精神保健福祉士が、今までの経緯を伺いながら、ご本人らしい一歩を一緒に考えていきます。
ご本人だけでなく保護者の方も利用することができます。 居場所 社会参加のきっかけ作りの為に通える場所です。「居場所スタッフ」のサポートの中で、おしゃべり、ゲーム、スポーツなどの活動を行います。※イベント等のスケジュールはお問合せ下さい。
グループ活動 人との関係を紡ぎ直すプログラムやグループワークを行います。※各グループ活動のスケジュールはお問合せ下さい。 家族セミナー・家族会 ご本人との付き合い方を講座形式で振り返りをしたり、ご家族同士の交流の場を設けています。開催日:月1回土曜日 ※お電話にて予約可 関係機関との連携 ご本人やご家族のニーズに沿った機関をご紹介し、連携を取った支援を行います。

Q&A メルクマールせたがやについてよくあるご質問にお答えします。
Q1メルクマールせたがやではどんなことをしていますか?
A1メルクマールせたがやでは、悩みを相談する個別相談と、家以外に通える第一歩としての「居場所」の提供や、家族セミナー、家族会などを開催しています。また、他に適した支援機関があれば、適宜紹介し、連携を取っていきます。
Q2どんな人が利用できますか?
A2中高生世代〜39歳までの世田谷区民の方と、そのご家族の方が利用対象者となります。
Q3利用料金は?
A3基本無料ですので、お気軽にお越し下さい。ただし、「居場所」の活動によっては自己負担をお願いするものがあります。
Q4スタッフにはどんな人がいますか?
A4スタッフは臨床心理士・精神保健福祉士等の専門家です。特に不登校・ひきこもりに関して実績と経験が豊富な人達です。
Q5何をしたらいいのかわからないのですが
A5何かのきっかけとして、お気軽にお越し下さい。これからについて、ぜひ一緒に考えて行きたいと思います。


(アクセス)
地下鉄田園都市線/世田谷線「三軒茶屋駅」より徒歩15分
東急バス 渋31,32,33系統「自衛隊中央病院入口」より徒歩5分
〒154−0001東京都世田谷区池尻2−4−5IID世田谷ものづくり学校内3階
 TEL:03−3414−7867 FAX:03−6453−4750

開所時間 月〜土曜日 10:00〜18:00(祝日・年末年始除く)

MERKMAL SETAGAYA MELKMAL(メルクマール)は、目印や道しるべなどを意味するドイツ語です。
1人1人が進む道を迷わない道しるべのような場になりたいという想いを込めていますとのことです。

● 今後の課題と展望
・10代の若者への早期支援・早期介入
・出口支援を見据えた若者総合支援センター内の有機的連携
・ひきこもり当事者と早期につながるためのアウトリーチ
・新規利用者の開拓につながる取り組み
・若者に直接届く広報活動
● 視察を終えて(所感)
今回の視察を通じて、現代社会の新しい課題の一つに「若者の居場所づくり」の重要性と必要性を学ばせて頂きました。世田谷区の人口90万人の内、8〜9千人の若者ひきこもりなどの支援が必要な対象者がいるとのことでした。
草津市においても、草津市の特性を踏まえた独自の「若者支援」事業の検討が必要であるが、先ずは若者支援に必要な支援内容とニーズ調査など研究を行うことが重要です。

報告者 小野 元嗣

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